きっかけはゆるくてもいい | 岡﨑航 | 今日どう?通信

皆さまこんにちは。
NPO法人市民協働ネットワーク長岡の地域おこし協力隊、岡﨑航です。この3月末で地元の岡山県を離れ丸5年。気づいたら長岡6年生になる年です。

地域おこし協力隊の活動として、市民活動に関するパンフレットを制作しています。
その中で、「先輩の声、聞いてみませんか?」というページを作りました。

何かしらの活動を取り上げるとなると、代表がインタビューを受けることが多いですが、今回は団体メンバーにお声がけしてインタビューをしてみました。
というのも今回ターゲットをまだ市民活動を知らない方にしています。
市民活動を知らない読者にとっては団体メンバーの方が立場的には近い存在かと思い、取り上げることにしました。

ただ市民活動と単に言っても皆さんきっかけは様々。今回取り上げた4名の中では、「仕事から」「地域のつながりから」「好き、趣味から」「共感、憧れから」の4つから市民活動に入ってみた人でした。

NPO法人市民協働ネットワーク長岡に務めることになった私は、「市民活動」という言葉を知らず、自分で学びたいなと思いました。ちょうど大学生から子ども系のボランティアをやりたいと相談を受け、子ども食堂に学生と参加しました。今ではその魅力にハマり仕事外でたまに通っています。私は「仕事」が入り口でした。

きっかけはなんでも良いと思います。取り上げる方を探しているとその多様さに驚かされました。仕事をしながら地域と関わる人は意識が高くて行動力があって自分にはできないと思うかもしれないですが、最初のきっかけは、熱い思いがなくてもなんとなくでいいと思います。なんかイメージと違ったら、行かなくなっても大丈夫だと思います。毎月行かなくても3ヶ月に1日でも地域の方はとても嬉しいものです。

家庭と仕事以外に繋がりを持つことが、「安心」に繋がることが浸透すると嬉しいです。

文・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 地域おこし協力隊 岡﨑 航

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「今日どう?通信」はNPO法人市民協働ネットワーク長岡の事務局・理事その他関係者が、市民協働をテーマに日ごろ感じたこと、気づいたことをしたためるリレーエッセイ・コラムです。
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