まだ豪雪には間に合いますか? | 樺沢敦 | 今日どう?通信

先週関東圏を襲った大雪で、山梨県や群馬県を中心に被害に合われた方や、未だに困難な生活を余儀なくされている皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。

今回、被災地域へ新潟から派遣された世界最強の雪かき隊!
素晴らしい対応ですね。現地に行かれている方も、気をつけてお力を発揮ください。

ちょうど大雪の日、私はNPO×若者マッチングイベントというところでお話しする機会をいただきました。若い方は、目の輝きがいいですね!特に参加された皆さんは前を向いてらっしゃいました。
その中で、若者にどうしても伝えておきたい言葉があったので、以下の言葉を送りました。

今の「あたりまえ」は
誰かの「ほっとけない」から始まる。

これは、京都地域創造基金の深尾昌峰氏の言葉をお借りしたものです。

今回の大雪も、私たちは雪国人として、「ほっとけない」という想いを持っていました。
行動に起こせるかどうかももちろん大切ですが、この感覚がとても大切。

あたりまえの暮らしを日々あたりまえにするためには、誰かがほっとけないと思って行動した積み重ねなんですよね。

私たちは、雪国に住んでいることに誇りを持てる。
なぜなら、雪国でないところでの豪雪にほっとけないという感情を持てるから。

豪雪という自然の驚異を「害」ととらえず、他人の事に感情が動くチャンスととらえ、自分の心に手をあてて「ほっとけない」と思えるか?

自問自答してみるのも、協働への第一歩かもしれませんね。

心の変化、まだ豪雪には間に合いますか?

  文・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 事務局 樺沢敦

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「今日どう?通信」はNPO法人市民協働ネットワーク長岡の事務局・理事その他関係者が、市民協働をテーマに日ごろ感じたこと、気づいたことをしたためるリレーエッセイ・コラムです。 感想など、お気軽にコメントなどでお寄せ下さい。

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