やはり道路情報の協働が必要ですね | 桑原 眞二 | 今日どう?通信

今年の冬も大雪による道路渋滞が国道などで発生しました。その対応について「長岡市は対策の要望書を提出した」というニュースを目にされた方も多いのではないかと思います。

★大雪時の国道対策で要望書 新潟・長岡市長が国交省に(引用元:産経新聞)

大雪時の国道対策で要望書 新潟・長岡市長が国交省に
新潟県長岡市の磯田達伸市長は9日、国土交通省北陸地方整備局(新潟市)を訪れ、大雪時に主要国道で大規模な車両滞留を起こさせないための抜本的な対策を講じるよう要望…

記事によると大雪時に主要国道で大規模な車両滞留を起こさせないための抜本的な対策を講じるよう要望書を提出された模様です。抜本的な対策ですね。長岡市は新潟県のど真ん中であり、日本海側と太平洋側を結ぶ交通網の中継地域でもあるので非常に重要な地域です。

その内容を具体的に言うと、大型車両の待避スペース設置、国道8、17号に消雪・融雪設備を設置・長岡国道事務所の除雪能力の強化等を要望されています。また「長岡市内の病院では新潟市などから患者を受け入れており、国道の交通確保は命の問題にもなっている綜合病院」とも書かれてあり一般車両・貨物トラックのほか緊急車両からの必要性もあげられています。一個人としては10年以上前に国道8号長岡東バイパス沿いにある綜合病院へ救急車で運ばれ命を助けてもらったことがあります。

その時は夏だったので雪による渋滞・交通障害も無く救急車はスムーズに病院へたどり着きました。
しかし、それが冬だったらどうでしょうか。少しの遅れでも命に影響を及ぼす病気やけがは色々有ります。私も冬場の渋滞に巻き込まれていたらこの世に居なかったかも知れません。


ここ最近の渋滞・立往生状況を聞くと救急車両や病院に向かう車両の事が心配になります。今回の長岡市の要望はとても大事な事です。よくぞ要望を出されたものと思います。しかし、それと同時に私たち市民も気を付けることがあるのではとも思いました。やはり市民協働があったほうが本当の改善に繋がらないのではないかと。

市民は雪に対してどのようにされているのでしょうか、スノータイヤは雪国のドライバーなら雪が降る前に当然のように交換を済ませていますし、大雪の日は早めに家を出て通勤・通学に支障が出ないようにする等は行われていると思います。近所の方々は皆さん朝早くから玄関・車庫前の除雪をされています。

また、道路渋滞情報や鉄道の遅延等もNHKほかマスコミが報道してくれますので大体は分かりますね。おかげでどのくらい早く家を出なくてはいけないか等はそれでおおよそ判断できています。


しかし、家を出てから事故等で急に渋滞になってしまった場合、ラジオを聴いていても間に合わない事があります。その為、出発前に通行する道路に関してtwitterで情報を検索したり、時には橋の名前を検索して渋滞があるかなど最新の情報を得るように心掛けています。職場についてからは「どこどこが渋滞していた」と発信してくれる人がいるので、帰宅時には参考にできることも多いです。


ただし、運転中はスマホは使えませんから事前に得た情報を手掛かりにルートを決めて出発するようにしています。
また、情報源を明らかにした上で気象情報・交通情報の最新情報があったらそれをツイート・もしくはリツイートします。情報源になった気象庁や交通関係機関・行政・マスコミへのリンクをつけることは簡単にできそうですよね。
SNSによく投稿するみなさんも、情報源を明らかにするためリンクを貼ったり、自分で撮った写真を添付しますよね。
こういったものが多くの人の参考になります。雪国での協働の一つの特徴ではないでしょうか。

雪国だけではなく、太平洋側・首都圏などにも雪が降ることはあります。そこでも市民のSNSによるツイートが国や交通関係企業・市町村などの情報のサポートになっていますね。
今後は雪だけでなくあらゆる災害に対応できるような道路交通情報の共有なども実現して行けたらよいと思いますし、個人的には大いに頼りにしたいところです。

更に災害レベルの天候の時は、自分が知りたい道路情報の情報が少なく、それでも自分で判断しなければならない時もあるでしょう。

国や市町村NHK等マスコミ情報に従うかどうかも自分の判断になるわけですが、情報が無い・判断に迷うような場合はみなさんはどうしていますか?

私の場合、twitterやFacebookなどSNSの情報を閲覧して、見逃していた投稿や別の見解をしている投稿なども参考にし、判断材料にすることがあります。

いかがでしょう。情報の正確さが問われることも増えていますが、市民が自ら発信する交通情報や災害情報を緩やかに共有し合える仕組みを考えていけたら、より安心安全な暮らしができそうだなと思う今日この頃です。

文・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 理事 桑原 眞二 

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「今日どう?通信」はNPO法人市民協働ネットワーク長岡の事務局・理事その他関係者が、市民協働をテーマに日ごろ感じたこと、気づいたことをしたためるリレーエッセイ・コラムです。

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