昨日はクラウドファンディングのもーれ!でした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
共感と参加が生みだす新しい資金の流れを学びながら、有意義な交流会になりました。
ここで出てきたクラウドファンディング。
仕組みがどうとかWEBだとかリアルだとかあまり考える前に、新しいお金の使い方が生まれたなぁと、ただただ感心していました。
何が新しいかって、お金に意志がついてきてること。
「消費が社会を変える」という感覚が、最近加速している用に感じています。
普段の買い物を、ただ「消費」と捉えるとわかりづらいですが、これも「投票」だと捉えてみるとどうでしょう。
自分が大切にしたいものを共有できる商品に投票する。
これがすなわち社会を変える消費です。
少し昔の消費と言えば、自分にとってどう価値があるのか?とか、今これが自分に必要か、とか、欲求とか、そんな感じで買っていました。
例えば、顔の見える野菜を買う、みたいな事はあると思います。
それは安心安全な野菜を食べたいから。
その一歩先に、この人は、この土地でずっと食べものが採れるように土と種を大切にしている、という農家さんに、「自分の子どもの代まで新鮮な野菜が食べられますように」という投票をします。こういう消費も悪くないかなぁと。
もうある程度モノができあがった現在、将来に向けた選択をして、消費(投票)をしていくことが必要かなと感じます。
いろんな活動を続ける上で、資金調達ってとっても大事なことです。
でもただお金が流れるだけじゃなくて、意志がつながっていくことがとっても大事だと思います。
「消費が変われば社会が変わる」
今は、ちょっとだけ「経済」が膨れ上がり過ぎて盲目になっているだけで、本当に大切にしたいものを考えた時、ひとりひとりの選択から、世の中に変化をもたらす事も出来るんです。
社会を変えるのは、あなたの財布から。
なんて言ったら嫌がられるかもしれませんが、そんな日常の選択で変わる社会も必ずあると思いませんか。
意志あるお金、自分の財布の中からも少しずつ巡らせていきたいですね。
【樺沢】
——参考—各種クラウドファンディング——-
◆「FAAVO」
今回のもーれに店主として来ていただいたこちらのサービスは、地域ごとに特化した、地元応援型クラウドファンディングです。
https://faavo.jp/
◆「READYFOR?」
日本初のクラウドファンディングサービスとして2011年にスタートしており、もっとも活気あるサービスです。
https://readyfor.jp/
◆「CAMPFIRE」
先日都知事選に立候補した家入一真氏が立ち上げたことでも有名ですが、アーティストやクリエイティブな製品向けに使われているサービスです。
http://camp-fire.jp/
◆「zenmono(ゼンモノ)」
町工場や中小企業を応援するモノづくりに特化したクラウドファンディングで、メイカーズや町工場がお金以外のノウハウなどの支援も集めることができるユニークなサービスです。
http://zenmono.jp/
◆shootingstar
こちらもビジネス使用に特化したサービスですが、「創造性豊かなプロジェクトはきっと世界をよくする」というテーマで、様々な形のビジネスをサポートしています。
http://shootingstar.jp/
他にも多数ありますが、特徴あるクラウドファンディングサービスを抜粋してみました。
参考にしてみてくださいね。
文・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 事務局 樺沢敦
◆―――――――――― ◆
「今日どう?通信」はNPO法人市民協働ネットワーク長岡の事務局・理事その他関係者が、市民協働をテーマに日ごろ感じたこと、気づいたことをしたためるリレーエッセイ・コラムです。 感想など、お気軽にコメントなどでお寄せ下さい。
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