
流行に乗っかり、24年ぶりにインフルエンザにかかった。
はっきり覚えている理由は、24年前妊婦の時に罹患して当時は薬など処方されず、脳みそが全部出るのではないかと思うほどの鼻水と熱に苦しみ、「お腹の子は大丈夫だろうか?」と楽観的な私でも本気で心配したからだ。
当時お腹にいた子は私より態度も体格も大きくなったが、ねじが一本抜けているような緩さがあるのはそのせいか?
ひとまず、久しぶりに診断名が付き、軟禁状態で5日間の予定をすべてキャンセルすることになった。
ありがたいことに今回は、普段飲まない薬が処方されたのですぐに効き目があり軽く済んだ。
しかし、そのおかげで元気なのに軟禁されている私は頭が通常モードである。
当初予定されていた大事な会議は当番だったこともあり、メールや電話で直前までやり取りをし、当日はオンラインで参加した。コロナ禍にオンラインが普及したおかげで急な対応も仲間のサポートで問題なくクリア。
さすがに忘年会や行事の参加はオンラインというわけにはいかなかったが、代役を立て、メッセージを託し何とか穴埋めができた。
さて、予定外の自分時間ができてしまった。
掃除・洗濯・アイロンがけ・宿題の採点・クリスマスのデコレーション作り・フィリピンや台湾の災害、東南アジアの豪雨水害のニュースに目を通し、、、、まだ時間がある。
「あ!!そうだ!」前々から受けたいと思っていた研修を受けることにした。
申し込みも支払いもその場でできる。オンデマンドなので、時間を気にせずいつでも受講できる!なんて便利!!
内容は「マネジメント」。しかし、予想を超えたボリュームのある研修内容に途中「いつでもできるし、修了しなくても誰も困らないよ」と悪魔のささやきが聞こえた。
ここで中途半端にすると、次に再開するとき頭をそこまで戻すのが一苦労。
後回しになってそのうち忘れてしまう・・・なんて姿が想像できる。
ここは弱い自分に喝を入れて何としても終わらせたい!15時間の研修内容を3日分割で受講し、レポートも提出。解禁まであと2時間半、というところで修了~♪やればできるじゃないか!自分!
軟禁生活のおかげで自分の中のタスクが減り、すっきりリセットできた!と思ったら、大切なタスクを忘れていた・・・。「きょうどう?通信」の原稿・・・💦
文・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 理事 佐竹 直子
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「今日どう?通信」はNPO法人市民協働ネットワーク長岡の事務局・理事その他関係者が、市民協働をテーマに日ごろ感じたこと、気づいたことをしたためるリレーエッセイ・コラムです。
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