長岡市環境部環境政策課様の委託を受け、今年もSDGs教育講座とSDGs体験活動を実施しました!
SDGs教育講座
SDGs教育講座では、昨年に引き続き「にいがたNGOネットワーク国際教育研究会RING」に所属し、CSディレクターをはじめとした教育コーディネーター業、学校や地域の学びの場づくりにフリーランスの立場で携わっている、関愛(めぐむ)さんに講師を依頼し、長岡市内小学校8校で授業を行いました。
授業前半はそれぞれの学校の特色や取り組み、子どもたちの関心に合わせてSDGsの基礎的な内容についてクイズを交えながら説明。
関先生の問いかけに対して積極的に手を挙げて発言する姿が印象的でした。真剣にお話を聞きながら、自分たちの住む地域や地球の未来について考えていました。
授業後半では、4.5人のグループに分かれて、SDGsについて学べるすごろくゲーム「地球を救え!SDGsクエスト」を行いました。
ゲームカードにはSDGsの取り組みや世界の環境問題について書かれており、自分が引いたカードをグループメンバーにも分かるように読み上げて、学びを深めていました。
最後はまとめとして、一人ひとりが今日からできるマイアクションを付箋に書いて発表しました。
「水を出しっぱなしにしない」「マイバックを持ち歩く」「クーラーが入っているときは扉を閉めるようにする」など、色々なアクションがあがっていました。
子どもたちの声
・世界には学校に行きたくても行けない子がいることに驚いた。
・ゴミが世界中に溜まらないように本当に必要なものだけ買うようにしたい。
・教えてもらったSDGsのことをできるだけ多くの人に話して、一緒に取り組んでもらえるようにする。
・毎日ご飯が食べられない人もいるので、給食の食べ残しはしないようにする。
SDGs体験活動
6月1日(土) いきもの探検隊×SDGs「田んぼの生き物観察会」
10月12日(土) 森の探検隊×SDGs「さとやま自然観察会」
10月19日(土) SDGsな工作教室「ビーチコーミング」
3つのイベントを開催しました。
田んぼの生き物観察会
田んぼの生き物観察会は、今年も特定非営利活動法人 越の里山倶楽部さんからご協力いただきました。
会場である国営越後丘陵公園内にある里山フィールドで、ハイキングをしながら植物を観察。
田んぼでは親子で色んな種類の生き物を実際に捕まえました。子どもたちの「見つけたぞー!」という元気な声が響きわたっていました。
捕まえた生き物は水槽に入れて、みんなでじっくりと観察。カエルやドジョウに初めて触る子どもたちが多く、みんな興味深そうに触れ合っていました。
最後は田んぼに住む生き物の役割や生物多様性についてのお話。皆さん頷きながら聞いていました。
参加者の声
▼子どもたちより
・田んぼの生きものを探すのが楽しかった。
・SDGsのつながりが分かった。
▼保護者の方より
・色々な生き物や植物に興味を持ち、楽しそうに採集し観察していた。
・生き物を発見して「ねえ、これ何?」と目をキラキラと生き生きさせていて楽しそうだった。
さとやま自然観察会
さとやま自然観察会は今年初開催! 関原里山・ぬかやま会さんにご協力いただきました。
会場は関原町にある、ぬか山。ぬか山にいる動植物が書かれたビンゴを首からかけて、ハイキングスタート!ベテランガイドさんの説明を聞きながら自然観察。ビンゴカードにはどんどん〇印がついていきました。
途中で栗やどんぐりを拾ったり、カナヘビを見つけて触れ合ったりしながら山道を元気に歩きました。
後半はSDGsと森林の役割についてのお話。皆さん、真剣に聞いていました。
参加者の声
▼子どもたちより
・身の回りの自然を感じられて嬉しかった。
・色々な生き物が見れたところが楽しかった。
▼保護者の方より
・普段山に登ることがないので、草の香りや地面のフカフカな感触など色々刺激を受けたようだった。
・自然のなかで生き生きとしている姿が見れて嬉しかった。
ビーチコーミング
ビーチコーミングは、今年も てらどまり若者会議~波音(はね)~さんにご協力いただきました。
当初はビーチクリーン活動も予定していましたが、天候不順により屋内での活動に変更しました。
まずはじめに、SDGsとは何か?を簡単にお伝えしたあと、親子2組でグループをつくり、SDGsについて学べるすごろくゲーム「地球を救え!SDGsクエスト」を行いました。親子で楽しみながら、取り組まれていました。
その後は、工作タイム!机に並ぶたくさんの貝殻やシーグラスの中から好きなものを真剣に選び、思い思いに貼り付けていました。
天候が回復したため、最後はみんなでビーチコーミング。
海岸には流れついた流木やシーグラスがたくさん落ちていました。
参加者の声
▼子どもたちより
・友達がいっぱい居て、一緒にすごろくなどができてよかった。
・シーグラスがとても時間がかかって岸に流れつくことがびっくりした。
▼保護者の方より
・親が誘ったイベントだったので最初は何をやるのか不安そうでしたが、ゲームや工作と進むにつれて楽しそうにしていて良かった。海でビーチコーミングもできたので良かった。
・すごろくや工作を通して、漂流物やSDGsを身近に感じられた。