
NPO法人市民協働ネットワーク長岡初代 代表 羽賀友信氏が亡くなり、半年心にぽかっと空いた穴は大きすぎるくらい、人を想い、地域を想い、世界の平和を願い、本当に暖かく沢山の人を包んでくれた恩師です。
私が羽賀さんに出会ったのは僅か十数年前、東日本大震災のボランティア活動に参加した際でした。
それから、ご縁を頂き、羽賀さんの想いや愛情にふれ、沢山学ばせて頂き、私が人に優しくなれた原点の方です。
2024.12.28にアオーレで行った生前葬には、本当にたくさんの方が集まり、沢山の方が企画運営して、沢山の羽賀さんの弟子たちと共に、“心意気”を感じる羽賀さんの人生がギュッと詰まったとても素晴らしい会でした。
まさに「協働の父」が産んだ「協働」のお手本となるような、世代、環境、セクターも違う多様な人が集まる素晴らしい会でした!
ふと、メモに残していた生前葬の際に心に留まったワードをみつけ私なりの解釈もあるかもですが共有したくて「今日どう通信」に書かせてもらいました。
⭐︎武道家とは
道場で勝つのではなく人生に勝つ武道家になってほしい。
⭐︎子育て
“生きる力”ではなく、“生き抜く力“を養う。
自ら考え行動出来る子どもを育てる。
体験をさせて感性を引き出し、未来市民を育ていく。
「人は人の中にあって人になっている」
⭐︎生き様
人間は必ず死ぬ。でもいつ死ぬかはわからない何年生きたかよりもどう生きたかだと思う。
⭐︎若者へ
地域の未来
若い時は違うもの新しい物を追いかけるが、
“やはり地元が好き”とどこにいても地元を気にかけてほしい。
⭐︎巻込む整える支援
全体像を見て支援を整えるデザインが重要
全体像を俯瞰してみる。
参加のデザイン、ビジョンの実現には覚悟が大事。
⭐︎社会
理屈だけではなく、実現をする覚悟がある人が社会を変える
以上が私のメモでした。
私の人生において大きく影響を与えてくださった羽賀友信さん。
NPO法人市民協働ネットワーク長岡代表をはじめ、学校教育、国際交流、まちキャン、狩猟、空手まで本当に様々な事を学びこんな私にもいつも笑顔で優しく、面白く、そしてわかりやすいく様々な事を伝授して頂きました。
羽賀さんとの出会いに感謝しかありません。
微力ですが、これからも羽賀さんが想い描いていた素敵な社会、素敵な世界になるために「魂」を受け継いでいきたいです。
本当にありがとうございました。
文・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 理事 太田 道子
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「今日どう?通信」はNPO法人市民協働ネットワーク長岡の事務局・理事その他関係者が、市民協働をテーマに日ごろ感じたこと、気づいたことをしたためるリレーエッセイ・コラムです。
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