米百俵と市民協働 | 阿部巧 | 今日どう?通信

本日から週1回程度のペースで、市民協働センターから、 長岡のまちづくりに関するコラムをお届けします。
さて、第1回ということでNPO法人市民協働ネットワーク長岡の代表理事である
羽賀友信さんの語る「米百俵と市民協働」についてご紹介します。

「米百俵」が、広く知られるきっかけになった一つのきっかけは、
2002年に小泉純一郎さんが総理大臣に就任した所信表明演説で、 米百俵の話を引用した事によると思います。

小泉は、構造改革による痛みを国民に受け入れてもらうために、
百俵の米を食べずに、教育のために使った米百俵と重ねあわせて語られました。

羽賀さんは、米百俵が現代に活きる意味として、 小泉さんとは違った部分に着目します。

羽賀さんは、
「今目の前のことだけに着目すると様々な人の利害関係がぶつかるが、
未来ヴィジョンを提示することによって、皆が共通の目的を持ち協働することができる」
という意味合いで「米百俵」を現代に活きる考えとして紹介されています。

私たちはどんな社会を目指すのか、それを共有することが、
色んな人たちと手を組む、第一歩になるかもしれませんね。

  文・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 事務局 阿部巧

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「今日どう?通信」はNPO法人市民協働ネットワーク長岡の事務局・理事その他関係者が、市民協働をテーマに日ごろ感じたこと、気づいたことをしたためるリレーエッセイ・コラムです。 感想など、お気軽にコメントなどでお寄せ下さい。

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