うつうつを晴らす市民活動 | 岡﨑航 | 今日どう?通信

私は人に対して気を使いすぎるあまり心が疲れやすいです。去年からうつ病ともお付き合いしてます。なかなか厄介で、たまに顔を出してきて心を蝕んでいきます。

市民活動は「社会的処方箋」と言われるように心の病、孤独や孤立にとても有効だとされています。市民活動によって得られた人とのつながりや、貢献の経験が薬になると言われています。

そんな市民活動に先日初めて参加してみました。

この日は「こども食堂HappyKITCHENはぴ吉」さんが所有する畑を農家さんに教わりながら耕す体験をしたり、子ども食堂で料理を作る人と交流したり、美味しいご飯を食べた後子供達と一緒にダンスを踊ったり。普段の生活では味わえない特別な体験を得ることが出来ました。

市民活動のいいなと思ったところは、

  • 年齢関係なく同じ仕事を共有できる
  • 「ありがとう」と言ってもらえる

ことです

おっちゃんと一緒に机を運んだり、小学生たちがアルコールを机にかけて私が追いかけて拭いていったり、小さい子が案内文を書いていたり(写真)

当日は挨拶する間もなくその場にいた人とフラットに関わり、名前も知らないのになぜか仲が良くなっている不思議な感覚を得ました。社会人になり名刺交換から始まる関係とは違い、協働から始まる関係は気が楽で緊張しなくていいなと思いました。

隣にいるおっちゃんやおばちゃん、子供、パパママが私の心の厄介者を追い出してくれる日が来るかもしれないと思えたそんな1日でした。

もし同じように心に厄介者がいる方は一緒に市民活動に行ってみましょう!

市民協働センターまでご連絡お待ちしています。

文・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 地域おこし協力隊 岡﨑航

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「今日どう?通信」はNPO法人市民協働ネットワーク長岡の事務局・理事その他関係者が、市民協働をテーマに日ごろ感じたこと、気づいたことをしたためるリレーエッセイ・コラムです。
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