【開催報告】SDGs教育講座/SDGs体験活動

昨年度に引き続き、長岡市環境部環境政策課様の委託を受け、SDGs教育講座とSDGs体験活動を実施しました!

SDGs教育講座

SDGs教育講座の事業では、「にいがたNGOネットワーク国際教育研究会RING」に所属し、CSディレクターをはじめとした教育コーディネーター業にフリーランスの立場で携わっている、関愛(めぐむ)さんに講師を依頼し、市内の5校で授業を行いました。

授業の前半では、実施するクラスの子どもたちの興味や関心に合わせて、SDGsの基礎的な内容を説明。
どの学校の子どもたちも真剣に耳を傾け、自分たちの住むまちや地球の未来について考えていました。

授業の後半では、グループに分かれて、SDGsについて学べるすごろくゲーム「地球を救え!SDGsクエスト」!
どのグループも楽しそうにゲームをしながら、世界の現状について学んでいました。

ゲームの後は、一人ひとりが今日からできることを付箋に書いて発表。
「使わない電気は消す」「給食を残さず食べる」など、様々なアクションが並んでいました。

子どもたちの声

・日本は食べ残し大国であることや、人口が爆発的に増えていることなどがわかった。
・授業を受ける前は、世界中のどこにでもきれいなトイレがあると思っていた。
・海や川、森を汚さずに生きていきたいと思った。
・「体力がないから」「家事をしなければいけないから」という理由で学校に行けない女の子がいると知り、学校に行けることに感謝しなくてはいけないと思った。

SDGs体験活動

今年度は、6月に「田んぼの生き物観察会」、10月に「ビーチコーミング」を開催しました。

田んぼの生き物観察会

田んぼの生き物観察会は、特定非営利活動法人 越の里山倶楽部さんのご協力のもと、6月25日(日)に開催。
会場の国営越後丘陵公園内にある里山フィールドで、植物や生き物の観察を楽しみました。

田んぼでは、実際に網を使って生き物を捕まえ、虫かごやバケツに入れて観察。
このイベントまで会ったことのなかった子どもたちが、仲よく一緒に観察している様子が印象的でした。
越の里山倶楽部のスタッフの方の生き物に関する解説を、興味深そうに聞いていました。

参加者の声

▼子どもたちより
・川に入って生き物を捕るのが楽しかった。
・絶滅危惧種のことが分かった。

▼保護者の方より
・ひとつひとつの説明に興味津々な様子でした。普段から水辺で生き物探しをすることがありますが、いつも以上にわくわくした感じで、短い時間でも濃く楽しめていたようです。
・やっぱり生き物を探して捕まえられた時の喜んでいる姿が一番印象に残っています。子どもらしい姿で見ているこちらも嬉しくなりました。

ビーチコーミング

ビーチコーミングは、てらどまり若者会議~波音(はね)~さんの協力のもと、10月29日(日)に開催。
当初は、海岸清掃と工作を予定していましたが、生憎の雨により室内の活動に変更しました。

前半は、親子2組でグループになり、すごろくゲーム「地球を救え!SDGsクエスト」!
保護者の方と一緒にすごろくができて、子どもたちはとっても楽しそうでした。

後半は、ビーチコーミング!
リースに、貝殻や海によって削られてできたシーグラスをボンドで貼り付けていきました。
中には、「SDGs」の文字を貼っている子どももいました。

参加者の声

▼子どもたちより
・すごろくでクイズをしてとても勉強になった。
・リースをデザインして貼り付けるのが楽しかった。

▼保護者の方より
・思ったよりSDGsのことについて知っていたし、話をよく聞いていたようでした。
・すごろくや工作が楽しそうでした。

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