
私は3年前にネットでドローンサッカーというスポーツを見つけ、これは友人と遊べるおもちゃになると思い、先ずは1機購入し、その後5人のメンバーを集め「スカイ・ハイ・ジャパン」という名のドローンサッカーチームを結成しました。
でも未だに大会には出たことがありません。。。(^^;)
ドローンサッカーは、ドローンを使ってチーム対抗で得点を競う新しいタイプのスポーツです。韓国で考案され、近年は教育や地域活動、国際大会などでも注目されています。
競技は基本的に5機対5機(もしくは3機対3機)で行われ、各チームは複数の操縦者で構成されます。
選手はドローンを操作し、コート両サイドに設置されたリング状の相手ゴールに自チームのドローンを通過させることで得点します。
使用するドローンは、プロペラ部分が球状のフレームで覆われており、接触しても安全性が保たれる設計になっているため、初心者や子どもでも安心して参加出来ます。
一昨年から地域のコミュニティセンターを会場として、ドローンサッカーの体験会や試合を継続的に実施しています。
参加者は子どもから高齢者まで幅広く、老若男女問わず多くの方にご参加いただいています。
初めてドローンに触れる方も多く、最初は操作に不安を感じる場面も見られますがチームメンバーや参加者同士で助け合いながら、徐々に操縦を楽しめるようになってきています。
体験会では、その都度参加者同士でチームを編成し、作戦を話し合ったうえで試合に臨みます。
初対面の方同士であっても、役割分担や声かけを通じて自然と会話が生まれ、チームとして協力する意識が育まれます。
勝敗だけでなく仲間と力を合わせて目標に向かう過程そのものがドローンサッカーの大きな魅力です。
また、この体験会を通じて、参加者の皆さまには一体感や連帯感、そして試合ならではの醍醐味を味わっていただきたいと考えています。
特に子どもたちにとっては、ドローンを身近な存在として感じてもらうことが重要であり、将来ドローンが物流や防災、インフラ点検など社会のさまざまな場面で当たり前に活用される時代を見据え、早い段階から正しい知識と技術リテラシーを身につけていただきたいと願っています。
文・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 副代表理事 渡辺 仁
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「今日どう?通信」はNPO法人市民協働ネットワーク長岡の事務局・理事その他関係者が、市民協働をテーマに日ごろ感じたこと、気づいたことをしたためるリレーエッセイ・コラムです。
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